【監督のグロ愛に感銘を受けました】
自宅で突如始まったブライアン・ポーリン祭り第一弾の感想文です。
ブラックメタルバンド"Syoth"のフロントマン、ポーリン監督が全世界のブラックメタラーとグロゴアファンに解き放つ汚すぎるミミズゾンビ映画。
配給がJVD様なのでクソ映画ファン目線でも期待値が高まります。どきどき。
早速オープニングクレジットがサタニックなバンドのMVみたいで序盤からテンションが上がりました。
キャストはポーリン監督のメタラー仲間ですよね。
お友達と内輪で楽しく制作したんだろうなって思うと癒やされます♬
ストーリー性はほぼ無く、親友アレックスさんの骨の病気を治す為にポーリン監督演じるトーマスさん(長髪の赤毛)が調達した人肉人骨を食べさせると何故か中盤以後ゾンビが出てくる意味が分からない仕上がりとなっております。
ただただシンプルに悪魔崇拝的な行動と、汚ったないグロ描写に情熱を全振りしている倒錯した性癖だけはビンビンに伝わってきました。
ポーリン監督のせいで主人公アレックスさんは体からミミズ＆ミルワームが出てくる奇病を併発するのですが、自らが吐いた大量の虫をおもむろに口に戻すアレックスさん。きしょいし意味が分からんw
嘔吐恐怖症なのにボミット・ゴア映画に当たる確率が高いの勘弁してほしい😂
しかし一連の虫シーンに本物のミミズやミルワームを使っているし他のグロゴアもCGを使わず全部アナログで手造りしているのは流石だなと思いました。
血糊の量も素晴らしいですし骸骨や緑色の照明を当てた夜のお墓のカットが各所に散りばめられてるのも邪悪で良きです。
しかも終盤パートでショートカットだったアレックスさんがいつの間にか黒髪ロン毛に血塗れコープスペイント鼻ピアスというビジュアルに変化するという謎の個人的歓喜要素に萌えました。
わーい！イケメンだー🤘！！
劇中に出ていた３匹のサソリやゾンビの頭を引きちぎっていた犬の名前までクレジットされていて面白かったです。
エンドロールに使われているブラックメタルはポーリン監督のバンドの曲かな？
無駄に好みだったのでアルバム買おうと思いました。
