「もうこの福田雄一監督では笑えない」
福田雄一監督が、独自の解釈をした「三国志」を題材にメガホンを撮った。
これはキツい。シリアスさは一切なく、ギャグのみで繰り広げられるが、そのギャグが悉く滑っている。自分は三国志の知識はほぼ無いし、色んな説のある三国志を独自の解釈をするというコンセプトはまあ良いのだが、映画としてこれはどうなんだ。
特に酷いのが渡辺直美の舞の下り。もともと好きではなかった芸人だが、映画でこんなギャグ見せられても何の時間なんだと思ったわ。また全般的に言えるがひとつのギャグの下りが無駄に長い。
キャストも豪華なのは豪華だがいつもの福田組って感じで新鮮さ皆無。広瀬すずがサプライズ的でちょっとエロかったぐらいか。
もう福田雄一監督で笑うのは無理なのか。「今日から俺は」はまだ見れたが今回は相当辛かった。
