A Vigilante(原題)を配信している動画配信サービス

『A Vigilante(原題)』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

A Vigilante(原題)
動画配信は2024年5月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

A Vigilante(原題)が配信されているサービス一覧

『A Vigilante(原題)』が配信されているサービスは見つかりませんでした。

A Vigilante(原題)が配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
Rakuten TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
dアニメストア
Hulu
Netflix
クランクイン!ビデオ
JAIHO
ザ・シネマメンバーズ
スターチャンネルEX
みるアジア
WOWOWオンデマンド

『A Vigilante(原題)』に投稿された感想・評価

a vigilante=自警団員の単数形。
冒頭から鬼の形相でサンドバッグ叩きまくってる主人公は、DVに苦しんでる人を(拳で)助ける請負人みたいな事をしてます。自分自身もDV夫に復讐する野望を持っており、やってる事はリベンジバイオレンスそのもの👊私もそのつもりで観たんですが…変わった映画でしたよ。
なんと言うか、血を見てヒャッハーしたい人(私)からジャンル映画認定されるのを拒んでる様に見えた

まず、暴力シーンはいくつもあるのにどれもまともに映さない。画角の外でゴスッって音がするか、「ただいま作業中」と言わんばかりの風景が入り次に作業後のターゲットが映る…。クライマックスすらそんな感じでカットが飛ぶ。「快楽」をワザと排除しています

あとビックリするほど紙芝居。8割方が定点カメラの映像で、どれもめっちゃ綺麗に撮られてます。ハッとする様な美しい画もあったりして、まるで写真展の廊下を歩いてる様です

禁酒会みたいにDV被害者が寄り集まって独白するシーンも長々と入ってます。どうやら監督脚本は女性だそうで(あ…これ笑い事じゃないんだな)と理解した。
「イナフ」系の映画だと踏んで半笑いで鑑賞しててゴメンなさい




日本男児はナヨナヨしてるなんて言われるけど、大声と力でねじ伏せるタイプのマッチョ賛美も始末が悪い。こういう題材がアメリカ映画に多い事を考えると実は深刻なのでしょう。草食も悪くないって思えますよね

主人公の、途中から軌道の変わる眉毛に見覚えあると思ってたらラザロエフェクトの死体の人でした。私がプレデターだったらこの人の頭蓋骨ほしいわ。一番ほしいのはアンジェラベティスですけど。この気持ち誰か解って…
仮に自分が本作をプロモートするなら、キャッチコピーは「誰よりも泣き虫な仕置人(ヴィジランテ)が、誰知らず微笑みを手に入れるまで」──。

そう。ここで言う「ヴィジランテ」は自警団ってより、ズバリ仕置き人の意味合い。仕置くのは世に数多はびこる、家庭内虐待犯たち。

自身が夫に幼い息子を殺されたばかりで、しかも夫は未だ逃走中(おそらく近辺に潜伏中)……てな、とてつもなく危ない限界状況で(急に何を思ったか)DV退治の義賊に身を投じる孤高の一匹主婦を、オリヴィア・ワイルドが怪演してる。

どっぷりメンヘラな「闇の請け負い人」なんて、聞いたコトねえ。

強いて喩えりゃ、デニーロの『タクシードライバー』主婦バージョンって感じ? あのデニーロは無口だったが、オリヴィア版は無口な上に(ひとりに戻るってと)泣き濡れっぱなし。いじめられて、べそかきながら(いじめっ子に)パンチ繰り出してる幼稚園児みたい。純粋な悲しみの放つ鉄拳は、それなりに当たれば痛いのだ。

前述の基本プロットから、もう大半の観客にはラストの展開が予想できてしまうシンプルな筋書きながら、細かい描写が「随所に主婦目線」で、そのへんが従来のクライム・サスペンスに無かった新味を引き出してる。

たとえば仕置きの報酬が「手間賃ほどの現金、もしくは1食分以上の調理代行」とか、家事やってない男には理解できん取り決めだろにww  自分は男だが30年余、ずうっと独居主夫なんで「それイイな🌞」と思わず唸ったわww この映画自体が、ファミレスチェーンのメニューじゃなく家庭料理に近いんだろな。レンズの向こうに、ひと手間ふた手間を感じるよ。

最後に余談だけど(Youtubeでインタビュー動画を見たらば)オーストラリアの新鋭女流監督ニクソンさん自体が、見た目「クールビューティ」なんだね。もしも撮影現場でオリヴィアと居るのを遠目に見たら、どっちが女優でどっちが監督なんだか分からないw 何だか、お互いがお互いの分身みたいだ。
好き。
そして、惜しい!

自らも悲惨なDV体験者(しかも現在進行形)であるヒロインが、虐待仕置人となって【泣きながら】戦う話。
女流監督らしい目線が斬新で、映像もヒロインも味わい深い美しさがあってよい。
それでも、最後の対決シーンだけは端折らずに、リアルにワイルドに【男っぽく】描いて欲しかった。