豚肉丸

No Reason(原題)の豚肉丸のレビュー・感想・評価

No Reason(原題)(2010年製作の映画)
4.5
隣人からは嫌味を言われ息子は行方不明になり旦那の浮気が発覚するしで立て続けに最悪なことばっか起きた女性が風呂に入った瞬間、何故かタコ頭の男に導かれるがままに地獄巡りをさせられることになるお話

オラフ・イッテンバッハ監督なのでやはりゴア描写のクオリティはピカイチと言うしかない。最初の「赤い部屋」で行われる拷問からコア全開でドンドン進んでいくのだから凄い。なんなら男性器を縦に切ったりする。
何も考えられずに見られるゴア映画だ〜!と喜んでいたのも束の間、ゴアゴア地獄巡りが進行すると同時に主人公である女性が抱えた秘密も徐々に明かされていく物語も進行していく。何故女性はこの地獄に飛ばされたのか、この部屋は一体何なのか、などの数々浮かび上がる疑問が物語が進行するにつれてしっかりと明かされるから気持ちが良い。大抵この手のゴア映画ってパワーで押し切るタイプが多かったから、しっかりと物語を描いて尚且つゴアのパワーで押し切るタイプは新鮮でかなり面白かった!真っ当に面白い!!
豚肉丸

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