勝沼悠

王の願い ハングルの始まりの勝沼悠のレビュー・感想・評価

2.3
 15世紀の朝鮮でハングルをつくった王を描く。

 庶民が文字を使えるようにしたいという願いから儒教と仏教の仲立ち、中国と対等の国の意識と課題や願いは広がっていく。史実がどうかは知らないが、王が臣下の大半を敵に回して歴史に残る一大文化事業に取り組む姿は印象に残った。
 ただ、韓国史や韓国語に興味や知識がない私にとっては見ていて面白い要素は少なかったか。韓国好き向け。
勝沼悠

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