2時間で数十年を描いていて、忙しい映画だったなという印象。だった。
朝ドラや連ドラで観たかったと思ったが、このテンポ、作りで見せられたからか、時間が経つにつれ、蓮と葵2人の人生を追体験したかのような不思議な読後感だった。
しっかりと描かなくても、(良い意味で現代人のコンテンツ慣れした読解力をもってすれば)雰囲気でゴリ押しでも、ちゃんと行間を補完して見られるのかもしれない。
そんなコンテンツの今後の変化を予感させられた映画だった。
演者のお芝居ありきではあると思うが。当然台本にはない行間を埋めた上でのお芝居、演出、素晴らしい。
家で割とながら見だったけど、このドラマとは違う没入感はなんなんだろうか。
歌にインスパイアされたというキャッチは最近多すぎるし、何でもありだろと辟易するけど。