JYUKI

糸のJYUKIのネタバレレビュー・内容・結末

(2020年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

平成元年に生まれて平成の終わりに結ばれるなんて本当に「糸」で結ばれてたんでしょうね。2人の人生30年間の描かれ方が濃く、わかりやすく、スピーディーでところどころ再会してたり、物語に引き込まれた。人生の30年間っていろんなことが起きるし、できるんだなって思った。

でも、最後、最後よ。
うーん、でもそうか。人生100年時代に30以降そのままシングルファーザーするのは違うのか。
倍賞美津子の小松菜奈への言葉も、菅田将暉へのアシストもまぁなんだかわかる気がするね。まぁ、ぶっちゃけ小松菜奈は菅田将暉をガンガン振り回してたわけで、それで帰ってきて内情も知らないのに自分のエゴで菅田将暉の所に甘えに行っちゃダメで、そこを倍賞美津子は牽制した。だけど、菅田将暉に対しては、まだ若くて新しい道を進んで欲しい、その相手にやっぱり小松菜奈を選ぶのであれば、それはアシストしてあげたいという気持ちだったのかな。
私はシンガポールへ行ってほしかった派。
そして、世界の場でもう少し大人になってから再開してほしかったかな。子どもも大きくなってから結婚してほしかった。
小さい子にお母さんは必要かもだけど、うーん、なんか思いの重さとか年月とか全然違くて、それを子どもながらやっぱりどこかで感じ取っちゃいそうだし。榮倉奈々ママの記憶がある子どもにはなんか、うん、なんか。
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