様々な年代のレンとアオイの人生が描かれていたわけですが、私としては、13歳の時代が断トツで一番好きです。
ピュアピュアな北海道の中学生二人の、
まるで北海道の雪そのもののような
触れると溶けてしまいそうな淡雪のような初恋。
キュンキュンするとかいうポップな感覚ではなくて、
自分もいつか通ってきた道を思い出して、
そしてその頃にはもう戻れない現実を再認識して、
胸がキューッと締め付けられるような感覚。
雪の中での突然の別れのシーンは、涙なくしては観られませんね。。
純粋の塊の二人が一生懸命に愛を守ろうとしている様が眩しく、また美しくて、更にそれが壊される瞬間を目の当たりにしてしまうツラさとがまいなぜになって、、、
あぁぁ...あのシーンはこたえましたね...❄️
大人になってからのすれ違いの演出もお見事で、すっかり引き込まれました。
中島みゆきさんの楽曲の使われ方もうまく効いていて(あ、英語にアレンジされたバージョンは若干の不要感がありましたが😅💦)、没入感に一役も二役も買われていたのではないでしょうか。
初恋が愛に育ちそして実る過程を、温かく優しい気持ちで見守らせてもらう。
そんな素敵な作品でした💖😊