このレビューはネタバレを含みます
中島みゆきの1998年に発表した名曲『糸』をモチーフにしたラブストーリーで、平成元年に生まれた男女が様々な出会いと別れを繰り返し、真実の愛へと辿り着く物語。
漣は夢と希望に溢れてた中学時代なのに、1つの出来事で地元を出れずくすぶることもあるんだな。
小松菜奈のシンガポールの和食店でカツ丼食べながら涙を流すシーンと、北海道の近所のおばあちゃんの子ども食堂で食事の時に涙を流すシーンが印象的で小松菜奈と一緒に泣いた。
これ程美しいご飯の涙のシーンがあろうか。
母香の“泣いてる人や悲しんでる人がいたら抱きしめてあげなさい。”という言いつけを守って行動した結が本当に素晴らしかった。
いつか子どもを授かったら結のような親の背中を見て育ってくれたらいいな!
これまでのすれ違いと同じように最後のシーンもすれ違うのかと思ったら、出会えてハッピーエンドで良かった。
なかなか出会えない感じがまたリアルでいい。
小松菜奈は服装何でも似合う説
榮倉奈々と成田凌がそれぞれ『ファイト』歌ってるとこもめっちゃいい。
エンディングの菅田将暉と石崎ひゅーいの『糸』のカバー曲も最高すぎ。
全ての事が必然なのかもしれない。
出会いも別れも再会も。
“人は出会うべき時に出会うべき人に出会うんだと思う”
現実世界で菅田将暉と小松菜奈が結婚するところまでがこの物語なのかもね。