このレビューはネタバレを含みます
高橋漣と園田葵のラブストーリーだと思っていて、確かにそうなのだが、それぞれの人生を歩んでいき最後に糸が結ばれる展開。
これは少し予想外だった。
様々な苦難と、それを前向きに乗り越えていく人間臭さ、人と人との関わりなど、何気ないところでも泣ける部分が多かった。
漣と葵だけでなく、多くの人々が織り成している物語という意味でも、糸だった。
漣と葵が物理的にすれ違うシーンも多くて切なかったが、実は現実でもそういうことが起きているのかなと考えると、何だか感傷的になった。
榮倉奈々の病人としての役作りも凄かった。