kazu1961

糸のkazu1961のレビュー・感想・評価

(2020年製作の映画)
4.2
▪️JP Title :「糸」
Original: ※※※
▪️First Release Year : 2020
▪️JP Release Date : 2020/08/21
▪️Production Country : 日本
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2020-551
🕰Running Time : 130分
▪️Director : 瀬々敬久
▪️Writer : 林民夫
▪️Music D : 亀田誠治
▪️Cast. : 菅田将暉、小松菜奈、山本美月、高杉真宙、馬場ふみか、倍賞美津子、永島敏行、竹原ピストル、二階堂ふみ、松重豊!田中美佐子
山口紗弥加、成田凌、斎藤工、榮倉奈々
▪️My Review
私的にはめちゃくちゃハマりました!!平成の18年間の道のり、良いこともあれば “なんで!!” って言うくらいきついこともある。出逢いもあれば別れもある。見えない糸で繋がっていふ人と人の出逢い、作中の一つ一つのエピソードが自分の人生と被る部分もあり、鑑賞中ずっとゾワゾワしてました。そして終盤は涙腺崩壊。。。
やっぱりベースになる音楽が素敵だと素晴らしい作品が出来上がるもんなんすね!!素直な感想です。
恋愛映画としても、音楽映画としても、そしてドキュメント映画としても非常に丁寧に秀逸に作られています。
すだななコンビの抜群の相乗効果の演技、色気ムンムンの斎藤工、役作りのために体重を7キロも落としたという榮倉奈々の役者魂、毒親が似合いすぎる山口紗弥加、成田凌&二階堂ふみの贅沢な脇役など、役者たちの名演技も満載です。
平成元年に生を受けた2人の男女が出逢いと別れを繰り返し、平成の終わりに再び出逢うまでの18年間の軌跡を壮大な愛の物語として描いた作品で、中学生時代の2人のエピソードを軸に“積み上げられていく人生”の重みを感じさせられました。時に傷つき、気づき、苦しみ、恋をする姿のリアルな表情が魅力的ですね。
本作、中島みゆきの楽曲「糸」を基に描くラブストーリー。菅田将暉と小松菜奈が三度目の共演・主演し、日本やシンガポールを舞台に、平成元年生まれの男女の18年を映し出します。『ヘヴンズ ストーリー』などの瀬々敬久が監督を務め、『スマホを落としただけなのに』などの平野隆が原案と企画プロデュース、『永遠の0』などの林民夫が脚本を担当しています。

物語は。。。
北海道で暮らす13歳の高橋漣(菅田将暉)と園田葵(小松菜奈)は、互いに初めての恋に落ちますが、ある日突然葵の行方がわからなくなります。彼女が養父の虐待から逃れるために町を出たことを知った漣は、夢中で葵を捜し出し駆け落ちしようとします。だがすぐに警察に保護され、葵は母親と一緒に北海道から出て行ってしいました。それから8年、漣は地元のチーズ工房に勤務していました。。。

中島みゆきが知人の結婚式のために作詞作曲したナンバーで、ウェディングソングとしても有名な「糸」。中島本人は「とても素朴な曲」と称する「糸」ですが、美しいメロディラインに乗せて人生の巡り合わせの奇跡を歌いあげる非常に詩的な楽曲で、シンプルな言葉で綴られているからこそストレートに心に響き、多くの人に愛されている楽曲ですよね。エンディングの菅田将暉が歌うバージョンも良いですね!!
そうしてもう一曲の挿入歌、作中のカラオケシーンで2回歌われる「ファイト」。。。
♪ファイト! 闘う君の唄を闘わない奴等が笑うだろう
ファイト! 冷たい水の中をふるえながらのぼっていけ♪
今のご時世、とても元気付けられる名曲です!!

▪️Overview
1998年にリリースされた中島みゆきのヒット曲「糸」をモチーフに、菅田将暉、小松菜奈演じる平成元年に生まれた男女の18年間を生活者からの視点から見た平成史とともに描いていく、瀬々敬久監督作品。平成元年生まれの高橋漣と園田葵。北海道で育ち、13歳の時に出会った2人は初めての恋をするが、葵は母親に連れられて北海道を去ってしまう。8年後、21歳になった漣は、友人の結婚式のため訪れた東京で葵との再会を果たす。しかし、漣は北海道でチーズ職人、葵は東京、沖縄へと自分の世界を広げ、2人は別の人生を歩み始めていた。さらに10年の時が流れた平成最後の年、2人は運命の糸によってふたたびめぐり会うこととなる。漣役の菅田、葵役の小松のほか、斎藤工、榮倉奈々、山本美月、倍賞美津子、成田凌、二階堂ふみ、高杉真宙らが顔をそろえる。(引用:映画. com)
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