Shinokichi

糸のShinokichiのレビュー・感想・評価

(2020年製作の映画)
3.5
一番感動したところは主役2人ではなく、榮倉奈々のステキなお母さん。役作りのためにただでさえ細身の身体を絞るプロ根性に感服です!(自堕落で肥えてる場合じゃないぞ自分)
こんなステキなお母さんの子供に生まれたかった!
幸せって長生きってことではないと考えてるけど、帰る場所があることも幸せなのかもしれない。ラストに帰る場所が出来た葵ちゃんを観て感じました。

運命って私もあると思っておりまして、赤い糸とか恋する乙女的なロマンチックな話ではなく、自分の力でなんとか出来るものではないものは全て運命やら宿命やらだと思うのですよ。きっと嫌なヤツとの巡り合いも運命ですよ、試練という名の。

そんな鑑賞後の帰り道、駅前でストリートミュージシャンが偶然にも菅田将暉の「まちがいさがし」を弾いていた。これも何かのつながり、運命かもですなぁ。
こういう王道感動映画も斜に構えてないで観てみるもんですな。
というか、たぶん好きな女優さん小松菜奈がハッピーエンドの話を観たかったのかもしれない。(美人故に不幸に見舞われる役が多いので)
不幸な生い立ちやら逃げられたり裏切られたりもありましたが、最終的にハッピーになってよかった。
Shinokichi

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