喜連川風連

音楽の喜連川風連のレビュー・感想・評価

音楽(2019年製作の映画)
4.0
あふれる初期衝動。

音楽の理論とかテクニックとかどうでもいい。かき鳴らしたいようにやりゃいいんだ!!という熱にうなされたような70分。

ギャグのキレ、作画の波がそのまま熱となってこっちに伝わってくる。

音を楽しむと書いて音楽。

古美術の皆さんが鬱屈とした日々をぶち壊すように、音楽を路上でかき鳴らすシーンが白眉。

余計なものが溢れすぎた世の中に対抗するように、純度の高い映画を見せられて、鳥肌が立った。
喜連川風連

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