映画泥棒

音楽の映画泥棒のレビュー・感想・評価

音楽(2019年製作の映画)
1.5
実写ベースアニメの実験台?

キャラデはデフォルメが強く、クセのある漫画のよう
その上モーションは実写ベースで動かしていると思われるので絵面に奇妙さが残る
キャラデがシンプル過ぎて長時間の止め絵には耐えられないのに全編を通して妙な間が入りまくる
小説の行間を読むような効果を狙ってるんだとしても、ポイントが絞られていないのでこれではただの間延びだ

ジャンルとしては青春モノに分類されるのだろうが、主人公一向が感情の無い記号のような存在として描かれており、カテゴライズも難しい
いったいターゲットは誰で、コンセプトは何で、面白さはどこなのか、予備知識無しでは最後まで理解出来なかった

実写をベースにした演奏シーンが実験的に描きたかっただけなんじゃないかとすら思ってしまった

評価が世間とズレていることに恐ろしさを感じる
予備知識ありなら違う作品に見えてくるのだろうか
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