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リスペクトのjamのレビュー・感想・評価

リスペクト(2021年製作の映画)
4.2
どんな人にもそれぞれの人生、それぞれのドラマがある

側から見たら波風なく順風満帆でも、本人にとっては波瀾万丈ということも



リーことアレサ・フランクリンのそれを
146分で表したこの映画を観て思うのは
特濃人生

クイーンオブソウル
詳しくなくても名前を知ってたり、
歌声に聴き覚えのある人がいる有名な彼女

既に人前で歌い、賞賛されていた10歳から
内面に深い影を落とす様々な出来事を
丁寧な描写で観るものを惹きつける


意外だったのは、レコードデビューからしばらくはヒットに恵まれなかったということ
"何でも歌う"スタイルが仇となっていたアレサ

"何を歌いたいのか"
心を開く 魂に訴えかける歌を歌いたい

その答えが見つかれば自ずと人々の心に届く


若くしてスターとなっても
男、酒、家族、人種問題
彼女を悩みは尽きず

見失いかけた信仰
けれど、神の恵みを歌いたい気持ちは失われず

先日観た教会でのゴスペルコンサートのドキュメンタリーに繋がる


出てきた時はジェニファー・ハドソンだったのが
終わりにはすっかりアレサ・フランクリンに



公開前日、日比谷トーホーシネマズの
"10万分の1秒の音響映画祭"にて
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