どんな人にもそれぞれの人生、それぞれのドラマがある
側から見たら波風なく順風満帆でも、本人にとっては波瀾万丈ということも
リーことアレサ・フランクリンのそれを
146分で表したこの映画を観て思うのは
特濃人生
クイーンオブソウル
詳しくなくても名前を知ってたり、
歌声に聴き覚えのある人がいる有名な彼女
既に人前で歌い、賞賛されていた10歳から
内面に深い影を落とす様々な出来事を
丁寧な描写で観るものを惹きつける
意外だったのは、レコードデビューからしばらくはヒットに恵まれなかったということ
"何でも歌う"スタイルが仇となっていたアレサ
"何を歌いたいのか"
心を開く 魂に訴えかける歌を歌いたい
その答えが見つかれば自ずと人々の心に届く
若くしてスターとなっても
男、酒、家族、人種問題
彼女を悩みは尽きず
見失いかけた信仰
けれど、神の恵みを歌いたい気持ちは失われず
先日観た教会でのゴスペルコンサートのドキュメンタリーに繋がる
出てきた時はジェニファー・ハドソンだったのが
終わりにはすっかりアレサ・フランクリンに
公開前日、日比谷トーホーシネマズの
"10万分の1秒の音響映画祭"にて