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リスペクトのsoftmachineのレビュー・感想・評価

リスペクト(2021年製作の映画)
4.0
私にとってのアレサ・フランクリンは、ブルースブラザーズの肝っ玉母ちゃんのイメージ。

大まかなプロフィールは知っていたが、映画を観て、彼女が常に男性に支配され続ける弱い存在であり、常にリスペクトを求め続けていたことを強く思い知らされた。(対 白人というより対 男性)

そして最終的にお腹いっぱいなほどリスペクトを受けることができるんだから、素晴らしい上にラッキーな人でもある。(ジャクソン5とかもそうだけど、きょうだいの中で抜きん出た才能って1人に集中してしまうものなんだなー)

アフリカ系アメリカ人の、音楽とダンスと人情に満ちた生活がとても羨ましく感じられる映画。家族が歌ってくれるハッピーバースデーソングがめちゃめちゃ上手くていいなぁと思った。

最後の教会ライブが、ドキュメンタリーの「アメイジンググレイス」完コピで感動。(あの映画で父親が出てきた時に小娘のようにはにかむアレサからは色々確執があったとは全く感じられなかった)

JBのThink!を始め、挿入歌が全部カッコよくて踊りたくてウズウズしてしまった。
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