少女時代から70年代までを描くれアレサ・フランクリンの伝記映画。恒例のエンドクレジットの本人写真と比べるとジェニファー・ハドソンはアレサ本人にそれほど似てないけども歌声は見事。どの曲も表現豊かで魅力的だが、正直彼女の曲と認知してるのは“Think”のみ。スタジオでセッションしながら曲が出来上がって行く様子にワクワクする。DVクズ男で彼女の夫でありマネージャーだったテッドにグサグサ刺さる、彼のことをネタに女性の尊重を訴える曲たち。マネージャーがクソというのともう一つ天才アーティストあるあるで例によって心病みアル中に。独善的になり家族を罵り追い出すシーンが迫真でいたたまれない。最後はゴスペルと亡くなった母に助けられた。歌に人生を捧げ子育てないがしろ。なんか子どもたち気の毒。ジュディ・ガーランドの「ジュディ」セリーヌ・ディオンの「ヴォイス・オブ・ラブ」そして本作とポスタービジュアルがキラキラバックのアーティスト横向き全身ってのはわざと寄せてる？
