奴隷労働5年、7年、12年… 今⽇も東南アジアの海で「海の奴隷」が私たちの⾷卓に並ぶ⿂を捕っている。 あなたの買っているシーフードやペットフードは「海の奴隷」が捕ったものかもしれない。信じられないかもしれないが、現代も奴隷が存在し、世界有数の⽔産⼤国であるタイには、⼈⾝売買業者に騙されるなどして漁船で奴隷労働者として働かされている「海の奴隷」が数万⼈存在するといわれている。⽇本は決して無関係ではない。⽇本はタイの⽔産物輸⼊で世界第⼆位、ツナ⽸やエビなどを輸⼊している。キャットフードの約半分はタイ産だ。安さの裏側で犠牲になっている⼈々が存在する。本作は、タイの漁船から離島に逃げた⼈々を捜索し、救出すべく命がけの航海に出るタイ⼈⼥性、パティマ・タンプチャヤクル(2017年ノーベル平和賞ノミネート)たちの活動を追う。奴隷労働5年、7年、12年──。ミャンマー、ラオス、カンボジアなど貧困国から集められ、売り⾶ばされた男性たちをパティマたちは救うことが出来るだろうか?私たちの⽣活と密接に繋がりながらも、私たちが知ることがないシーフード産業の闇に迫る衝撃作。
カンボジアの田舎の決して裕福ではない家族。14歳のチャクラは、将来を期待されている兄とは違い、労働の担い手としか扱われない自分の境遇に納得がいかない。お金を稼ぎたいチャクラは、友人から“有…
>>続きを読むロシア支配下のチェチェン共和国で国家主導の"ゲイ狩り"が横行している。同性愛者たちは国家警察や自身の家族から拷問を受け、殺害され、社会から抹消されている。それでも決死の国外脱出を試みる彼ら…
>>続きを読むコーヒーの全世界での1日当たりの消費量は、約20億杯。石油に次ぐ取引規模を誇るコーヒーだが、コーヒー農家に支払われる代価は低く、多くの農家が困窮している。コーヒーが飲まれるまでの道のりをた…
>>続きを読むアフガニスタンで生まれ育ったアミンは、幼い頃、父が当局に連行されたまま戻らず、残った家族とともに命がけで祖国を脱出した。やがて家族とも離れ離れになり、数年後たった一人でデンマークへと亡命し…
>>続きを読む「女性にとって世界最悪の場所」と呼ばれる、コンゴ民主共和国・東部ブカブ。女性たちはこの地に埋まる鉱物資源の利権のために、武装勢力から性暴力を受け、恐怖に怯えているのだ。そんな被害女性たちを…
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