トランスマスター

ダブル・フェイスのトランスマスターのレビュー・感想・評価

ダブル・フェイス(2017年製作の映画)
2.0
♯56 モサド工作員

イスラエルの諜報機関モサドの女工作員ナオミが主人公。
情報源となるテロ組織ヒズボラの幹部の愛人を匿う為。保護対象に施した顔の整形手術の傷が癒えるまでの2週間、組織の隠れ家にて単独で保護するストーリー。

◆良い点/注目ポイント
・整形しているモナを演じるゴルシフテ・ファラハニは、『ワールド・オブ・ライズ』でブラピを看病した看護師役の女優さん。今作もエキゾチックな魅力に魅了されました。
・地下鉄のベンチで背中合わせに会話するシーンとか、スパイっぽくてワクワクします。

◆改善点
・ナオミがカトリック系の学校への入学の都合でユダヤ教からの改宗にまつわる回想シーンなどがあるともっと主人公に対して感情移入できると思います。
・物語の大半を占める会話劇が退屈過ぎてダレます。
また以外な展開も無く、プレーン味サラダチキンのような蛋白映画でした。

◆総括
・銃撃戦は無くてもいいのですが、カーチェイスやタクティカルアクションまたは、お色気ハニートラップシーンなど目玉シーンに欠けていて、イマイチでした。
同居しているうちに、ナオミがレズに目覚めてしまったらもっとストーリーが、多方面に展開できたと思います。

-2021年 56本目-