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ルクス・エテルナ 永遠の光のyuumのレビュー・感想・評価

3.6
「崇高な芸術映画」を創るために時にはドラッグのような強烈な閃きを与える「偶発的な何か」が不可欠で、ついては俳優たちに同意を取っていない性的・暴力的な演技もやむを得ないんだと訴えるベルトルッチや園子温ら旧時代の作家達の声をギャスパー・ノエが代弁しているように見えた。基本的に芸術の名の下で人間の尊厳を損なう行為は何があっても許されないと思う立場だけれど、PCが先行しがちな昨今の商業映画の熱烈なサポーターではないので今回に限って是とも否ともジャッジしたくは無い。
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