大味ディザスター映画の巨匠、ローランド・エメリッヒ監督最新作。
この人が史実物を作ると聴いた時点で「？？？」となってましたが、いやはや結構なお手前で。
急降下爆撃時の迫力はなかなかの物。
真珠湾攻撃からミッドウェイ海戦までの流れを掻い摘んで端的に纏めたという点では十分な力作。
ただ、やっぱりエメリッヒ監督に史実物はミスマッチな気も。
軍事・戦史に造詣が深い方々は「イマイチ」という評価をしてる率が高い気が（映像の迫力という点は褒めてらっしゃるのかしら？）しますが、そもそもこの監督に向いてないのかも？？？
だって正直、SFやディザスター成分が欲しいんですもの！笑
初期の頃のようなSF映画を、また作ってくれないかしら……いや、インデペンデンス・デイの続きを作るんじゃなくてさ……。
