beans045

ミッドウェイのbeans045のレビュー・感想・評価

ミッドウェイ(2019年製作の映画)
3.0
アメリカの反撃


太平洋戦争の転換点となったミッドウェイ海戦をアメリカ側の視点から描いた映画。真珠湾の攻撃による悲劇から始まり、ドゥーリットルによる空母から発艦した渡洋爆撃、それに応える形で日本海軍から発令されたミッドウェイ海戦。日本海軍を指揮する山本五十六を演じるのは豊川悦司、南雲忠一は國村隼。日本の次の一手がどこなのかを情報将校が得て、それを信じて実行に移すアメリカの合理性が際立っていた。それに対して、日本海軍は南雲艦隊が陸上攻撃用爆弾と艦船攻撃用の魚雷の換装を何度も行ったことがやはり悔やまれる。爆装でも発艦していれば、もう少し反撃出来たのでは?とも。飛龍の山口多聞少将による反撃で空母一隻沈めるものの、奮戦も及ばず飛龍に魚雷を撃ち込むのがなんとも悲しい。戦闘シーンはかなりリアルと感じたけど、爆弾投下後に軽くなったドーントレスが零戦との格闘で追い払うシーンがあったけど、当時格闘戦で最強だった零戦から爆撃機が逃げられたのか?とちょっと思った。
beans045

beans045