T-34 レジェンド・オブ・ウォーのAAAplusAのネタバレレビュー・内容・結末

ここまで割り切って構成されていると、逆の意味ですごい勉強になる。
これまであまり知らなかった戦車同士の対決シーンをすごい厚めに。
主人公のモチベーションに共感する捕虜としての生活は端的に短く。
なぜか捕虜でありながら、ドイツ軍の演習の相手となるシチュエーションは通訳の女性に銃を向けるという状況で解消し、そして戦車の中に砲弾があると言う考えにくいシチュエーションは、戦車内の遺体の処理と言う今を生きる世代では想像ができる人がわずかと言う状況で乗り切られている。これってどういうこと?という疑問を思う手前で次々と話を展開していく。
歴史的背景の語り方も、主張ではなく物語を語る上でのバックボーンになっているように感じる。
その上で友情、恋愛の要素が適度にまぶされている。
見た後に、あみ見たなーという読後感が保証されている。
もっと勉強します。