2010年 ドイツ🇩🇪
原作はH,P・ラヴクラフトの「宇宙からの色」または「異次元からの色彩」
これまでに4度映画化されています
1965年『DIE MONSTER DIE!:襲い狂う呪い』
1987年『The Curse:デッドウォーター』
2010年『Die Farbe:宇宙の彼方より』←本作
2019年『Color Out of Space:カラー・アウト・オブ・スペース -遭遇-』
自分は87年の作品以外、これで3作品見ていますが本作が一番原作に近いと思います
監督・脚本はベドナム系ドイツ人のフアン・ヴ
だから時代設定をベトナム戦争時の1970年代と第二次世界大戦時のドイツにしているのかな
雰囲気は良いのですが…
いかんせん初監督で低予算映画なので物語の進行がまったり〜
モノクロの画面がさらに追い打ちをかけて少々退屈に感じました
しかし宇宙からのアレの登場あたりからは面白くなってきましたよ
“アレ”の描写も良かった!
ラストは監督のオリジナル
原作とは違います
前半うとうとしちゃった事を後悔する結末になっています
ラヴクラフト・マニアだったら観て損はしない作品だと思います