このレビューはネタバレを含みます
まぁエロ映画だけど意外と雰囲気を大事にしていて、ふざけたB級よりは普通に怖い。とても短いのもナイス。
エロも唐突だとホラーになるね。
零れたミルクやアロマキャンドルの粘性もいちいち性欲に繋がる。それってちんちんですよね？って感じのモノが映りがち。シオリは定期的にボーッとするので妄想癖があると思うんだけど、もしかしたら冒頭のディープキスカップルも妄想かもしれない。
淫夢の快感を忘れられず、霊の激しいプレイを自ら求めてしまうハマり方でエロを加速させつつ生命の危機も増していく。
真っ黒なビジュアルの初披露が日中なのも素晴らしいし、全体のインパクトは他じゃ見られないほどおっきぃ…。
客が何かに気付いたような反応を見せて「おっ？霊能者が来たパターンかな？」と思ったらブラが透けてただけのシーンちょっと好き。
家の外でも仕掛けてくるのは社会的にもアブナすぎ。
冴えないオタクくんのワンチャン展開が来るかと思えば、ドーン！とNTRを突きつけるシーンが最高。
でも「シオリ！」「ユウスケ！」のエモさも良かった。全力交尾の際に鼻血の跡すら無くなっていたのはエロさ優先のご都合演出なのかな。
ラストにも訪れるアレは霊なのか、そもそも全ては性依存の禁断症状からくる幻覚だったのか…どちらで解釈しても成立する良いバランスだった。
元カレが引いた理由は強すぎる性欲(性依存症)を相談してくれなかったショックだと推測できるが、決定的なきっかけが浮気だった可能性はそこそこあると思う。
満たされてない限りクロチンポが来るよ！
