RYOLAND

草間彌生∞INFINITYのRYOLANDのレビュー・感想・評価

草間彌生∞INFINITY(2018年製作の映画)
3.0
意味がわからない。

この作品を見るまでは草間彌生をただの変なおばさんぐらいにしか捉えてなかったが、これを見てからは完全にアーティストとして見ることができる。その上現在よりも、性差別や人種差別がはびこる時代に女性1人が単身でアメリカに行き数十年かけて芸術の道を開いたこと自体が唯一無二の芸術的なことだと思った。あの人の幼少期がひどいのはわかったが、同情しようとは思わなかった。

しかし、これが見る価値のない作品だとは思わない。なぜなら、見ている間にこの映画自体が嘘偽りのない芸術であることが分かったから。見終わった後に、数年に一度の名作を見たような気分になりかけた。
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