このレビューはネタバレを含みます
初期の頃に出てきた彼女の作品が印象的だった。代表的な水玉模様がなかったが、パキッとした色合いは似ており、植物のモチーフはその頃から見られるようだった。
小さい頃から感受性が豊かな様子が伝わってきた
さまざまな人が語る彼女のつよさ、自分でパトロンを見つける姿を見ていて、当時は本当に厳しかったんだと実感した
しかしどんな状況にあっても自分の意思を曲げない彼女の強さも至る所で感じた
あんなにバカにされて家族からも全然認められなかった地元の松本に、今では彼女の美術館があると言うのは、なんともドラマチックであり、複雑な気持ちであるけど、認められたと言うのは悪いことではないのだろう