犬王のnaocoのレビュー・感想・評価

ロックンロール琵琶法師ミュージカル！
ときに絵巻物のように、ときにスペクタクルに描かれるアニメーションと心躍るビート。権力に翻弄される人々、そしてブロマンス。

美しさも醜さも残酷さもすべてそこにある、アバンギャルドな御伽噺。

しかしだ。犬王の舞台はすごく渋さ知らズだよね、あれ。

［追記］
その後、原作が気になって読んでみたら、ブロマンス感が薄い。極薄。映画で好きだったシーンが原作にひとつもなかったという！　なんと。（原作は原作でまた別の、文芸作品らしい面白さはあった）