MubaoMasato

ドリームプランのMubaoMasatoのネタバレレビュー・内容・結末

ドリームプラン(2021年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

▷『ドリームプラン』 U-NEXT

▷85点/ウィル・スミスは、このキャラと矛盾している行為をした(笑)

▷あらすじ
『カリフォルニア州のコンプトンに暮らすリチャード。彼は、テニスプレイヤーが金をたんまり貰うのを見て、娘をプロのテニスプレイヤーにすることを決意する。その為には、自分自身が計画書を作成し、毎日娘の為に特訓した。しかし、それを邪魔するチンピラや周りの人も、リチャードは跳ね除ける。しかし、彼には指導者がいなかった。その為に、優秀な指導者を探し、二人の娘を世界に驚かせる。』

▷徹底感想
いや、この映画主人公の周りの人滅茶大変が伝わるんですよね。もうこの主人公の我儘が凄すぎる。指導者の方針を無視したり、勝手に遊びに行ったり、テニスよりも勉強を重要視したり等…

とんでもないですよ、、彼。もし、テニスプレイヤーにならなかったら、どうなってんたでしょうか??

ではでは、今回の映画を3つの言葉でまとめると、、、

『テニス狂』『ずっと最強』『横暴すぎる主人公と仲良い姉妹』です。

まず『テニス狂』ですが、この物語全てがテニステニステニスです。
家族と同じくらいテニスを愛しているリチャードですが、テニスの事を何も知りませんでした。しかし、全て独学で娘を指導します。

最初は4人いたのですが、最終的には2人になります。これは、映画では明かされないのですが、多分才能が無い2人はいらないと思ったのでしょうか?最終的には二人に大きな特訓をさせますが、リチャードには限界がありました。

その為、プロのコーチに二人の娘を営業していきます。どんなプロの人でもリチャードはなりふり構わず向かいます。
そして、無事プロのコーチを捕まえますが、そのコーチは一人だけ指導しかしないと言われます。果たして、もう一人の女の子はどうなるのでしょうか?
ここまで、ずっとテニスしかやりません。これこそテニス狂です。

次の『ずっと最強』は、言葉の通りです。娘二人超強いです。プロのコーチに教わった女の子は、大会に出場して、ボコボコに倒していきます。
この頃のアメリカは、黒人の差別が強いので、テニスは白人がやるスポーツとしての認識でしたが、黒人の女の子が大会を蹴散らします。

ここで気づいた事なのですが、初戦の女の子と決勝で闘う女の子を比べると明らかに人格の形成の違いが大きくかけ離れていました。

だから、強い選手は人格の形成はとても速く成長するのも速くなるんだなぁと認識しました。
そして、プロコーチから指導を行わなかった女の子は、お母さんとお父さんの指導で、何年後父に内緒で試合を蹴散らします。

それを知ったプロコーチ達は、やっと娘たちに注目を浴びるほどでした。それもたくさんの人に。
それくらい彼女達は強かったのです。幼少期の頃から。
しかし、彼女は謙虚の姿勢を示していました。それは何故か?
父親が、対戦相手に謙虚の姿勢を示せ!とブち切れられたことが原因で謙虚の姿勢を示すようになりました。

しかし、負けた相手から見ればそれはイラッとするのではないかと思いましたが、、非常に難しい所ですね。。

最後の『横暴すぎる主人公と仲良い姉妹』ですが、これはプロのコーチに家族ごとカリフォルニア州に引っ越しさせる契約を結び、家族の生活を面倒見てもらうことになりました。
ここのシーン凄いですよね。これは、主人公の横暴で、『家族の生活が出来ないと、姉妹はやらないよ!!』と言います。
イカレてますが、優位に立っているのは主人公側です。だから、ここまで横柄なことをしていいのです。僕もしちゃうかもな。。

しかし、その後テニスに集中するかと思いきや、リチャードがいきなり『テニスの試合をすることを長期間お休みにする』と宣言します

これは、オーナーと子供達もびっくり!そして、オーナーはそれを飲み、ずっと練習だけしかしませんでした。リチャードは、勉学も重要視しなければならないという思考になり、勉強がテニスよりも重要視するようになりました。だから、試合には一切出さないという決断に至りました。

そして何年か経ち、オーナーと娘ちゃんも不満が溜まり、試合に出して貰うことをリチャードに交渉に向かいます。果たして、父は許してくれるのか?そして、許しを貰えて娘ちゃんは、年も取り、試合で良い結果を残せるのか?今回は、ここまでにしておきましょう。

▷まとめ
以上が『ドリームプラン』でした。今回この作品で、アカデミー賞の主演男優賞に受賞したウィル・スミスですが、今回ビンタしました。
しかし、今回のリチャードはある言葉を残しています。
『何よりも謙虚の姿勢を示せ。どんなことに対しても』だ。
ウィル・スミスは何を学んだのでしょうか??

ではでは、次の作品で会いましょう。
MubaoMasato

MubaoMasato