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生きるのasaのレビュー・感想・評価

生きる(1952年製作の映画)
4.7
生の喜び、尊さに気づくことの難しさ。

限りある時間をどう過ごしていくか、人生の意義とは何か、そんなことをひたすら静かに問い続けらる2時間半。こちらにその「答え」を与えるような傲慢さはない、力強い映画だった。

自分の人生を捉え返すことは困難だけど、せめて雨垂れのような、ぽつぽつと途切れるような声であっても耳を傾ける人間でいたいと思った。
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