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生きるのmovieパフェのレビュー・感想・評価

生きる(1952年製作の映画)
5.0
黒澤明監督作品初鑑賞。

映画『生きる LIVING』
を観る前に、本家を観ておかねば!
と思い鑑賞。

いつか観なきゃ見なきゃと思いつつも、
なかなか手を伸ばせなかった黒澤明監督作品ですが、やっとです。

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まるで小説を映像で見ているような感覚になりました。

メッセージ性が強く、
観た後に自分にも何かできることはないかと、元気をもらえた作品でした。

志村喬の瞳が凄かったです。
死を前にした男性の不気味であるようにも感じる表情。微笑む時。光を取り戻す時。
控えめで、あまり言葉を発しない役柄を
瞳で語る演技が強烈に心に残りました。


私は今まで、
サメが空から降ってくる映画や、
ドーナツが襲ってくる映画など
数々の映画を観てきましたが、

この映画を観て、
もっと人生の糧となる映画も観よう。
と思いました。
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