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生きるのTuCasaのレビュー・感想・評価

生きる(1952年製作の映画)
4.2
年始のたまたま今日、NHKで黒沢作品の生きるがやると朝知り、見ました。志村喬さんの多くを語らない演技と目力、モノクロなので、字幕つけてもいい程の音声が聞き取れないものの、志村さんと出で立ちはそのものが涙。一時間半過ぎた辺りから、残された人生を懸命に生きる志村さんだが、すぐに場面は亡くなった葬式のシーンへ。ああでもないこうでもないと市民課長の最後の公演建設に必死になっていたことについて話し合う職場の人たち。最後の最後に自分が死ぬことを知っていたと分かるとと共に、ラストの雨の中のブランコで唄うシーンで号泣。カズオイシグロさんの昨年公開された映画の方も是非見てみたいです。年始から立て続けに災難が起こっている今、見れて本当に良かったです!しばらく命短し~っ♪頭から離れなさそうです。
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