ルルルコ

生きるのルルルコのレビュー・感想・評価

生きる(1952年製作の映画)
3.7
海外リメイクされたの知らなかった。
お正月にテレビでやってて見た。
ナイトクラブの場面が日本の映画じゃないみたい、女性のお化粧も、日本人だけどマレーネ・ディートリッヒのような細ーいカーブ眉にフィンガーウェーブ。
主人公の男性と若い女性が無邪気なお出かけを重ねてるシーンはグランド・ホテルの大金を手にした死期の近いオットーと女優志望のフラムシェンの話を思い出した。しかし、段々に女の子は退屈になり、隣で同世代の若者が誕生日会の準備で盛り上がって、自分はおじさん相手に恥ずかしく思って逃げるような、あの場面がつらかった。。
どちらの気持ちも分かる、孤独すぎて厄介者にされる気持ち、どんなに丁寧に大切に接しても友情関係は壊れるし孤独は消えないし、自分が患っている人生は相手には見えない。女性同士や友人関係や大人と子どもでもあんな気持ちってある気がする。
もっとちゃんと見たかったんだけどベッドにうずくまりながら入ってきたり入ってこなかったりしながら見た。
公園作ったんだなあ、。あんな人たちでも葬式にくるんだな、。⁵
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