琉太

生きるの琉太のレビュー・感想・評価

生きる(1952年製作の映画)
4.1
今も昔も変わらないお役所仕事
縦割りで縄張り争いし国民や市民のためには二の次で責任回避優先なのは入社時に教え込まれ洗脳されるのか
最後の回想シーンが色々と各部署の立場での考え方とかを良く表していて上手くできていると感じた
黒澤監督も面白い所に目を付けたなと思います
若い女性に影響受けて考え方が変わるのは死を意識してるから出来ることなのかな
お通やの席で業務改革に盛り上るも翌日は何事も無く縦割り行政を行う懲りない面々
ラストの公園で子供達が遊んでいるのが救われる
志村喬さんの演技が印象的でした
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