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生きるのtakuyahのレビュー・感想・評価

生きる(1952年製作の映画)
5.0
黒澤明監督。お役所勤めで判子を押すだけの仕事ばかりで情熱を失った課長。胃がん宣告されて人生を取り戻そうと夜の街へ。酒、ギャンブル、クラブ、ストリップ、どれも楽しめず行き着いたのは市民のための公園建設。死ぬまでに何かしたい、でも何をすればいいのかわからないと苦悩していた主人公が出した解は人の為に生きることだと。人を憎んでられる時間などないくらい、文字通り死ぬ気で生き抜いた姿がかっこいい。素晴らしい映画。クラブの人の大群のシーンすごいな。この時代にこんな迫力ある絵を撮れるなんて。
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