⚪概要とあらすじ
有毒ガスが蔓延した都市を舞台に、高層ビル群の上層階で生き延びた人々が脱出を図る姿を描き、韓国で大ヒットを記録したサバイバルパニック。
韓国のある都心部に、突如として原因不明の有毒ガスが蔓延し、道行く人たちが次々に倒れて街はパニックに陥る。外が緊急事態になっていることは知らず、高層ビルの中で母親の古希を祝う会に出席していた青年ヨンナムは、そこで大学時代に思いを寄せていた山岳部の後輩ウィジュと再会する。しかし、そんな彼らのもとにも有毒ガスの危険が迫り、2人は地上数百メートルの高層ビル群を命綱なしで登り、飛び移り、危険な街からの脱出を図る。
⚪キャッチコピーとセリフ
“命綱無しの緊急脱出! 上昇してくる有毒ガス、出口は超高層ビルの屋上のみ!”
「確かに重いな」
⚪感想
サバイバルパニック作品。
白くもくもくした有毒ガスを吸ってしまうと呼吸困難になり死ぬ設定。
ありそうでなかった作品。逆に洋画でありそうだが。
メインストーリーになるまでやや長く20分くらいあったし、個人的に本番が始まるのが後半40分って感じ。
大きな盛り上がりがなく、主人公達の人柄の良さで映画の尺が伸びたような展開。
山岳部での経験と建物を登るシーンをもう少し関連付けて作って欲しかった。
絶妙なシュールな笑い。
観ているこっちが少し恥ずかしくなるんだけどクスッとなるような。
韓国映画には珍しくやや非現実的。
ジェット・リーやジェイソン・ステイサムなら行けそうだけど卒業して数年経ってる山岳部だった2人がここまでできるかと言われたらうーん。ヨンナムは鉄棒で鍛えてたけどウィジュは難しそう。
美男美女。
ウィジュを演じた少女時代のユナさんがめちゃくちゃ可愛いし綺麗。セリフの言い方も可愛すぎる。
ヨンナムを演じたチョ・ジョンソク。初めて見た人と思っていたけど『観相師』に出演されていた。あの切ない人ね。
チプサブイルチェに出演していたユ・スビンが出演していてジワジワきた。割と謎の大声おとこ。
やや不憫なヨンナムが面白い。
関係ないけどいざと言う時のために紐の結び方とかSOSのモールス信号を覚えておきたくなった。でも流石にたてものは握力なくて登れん。
⚪以下ネタバレ
ラストにヨンナムがウィジュにカラビナを返そうとしてウィジュが重くて今は無理というのを理由にしてまた会う約束を取り付けたシーンがキュン。ヨンナムも最初は「え?軽いじゃん」ってなったけど気づいたの良き。
YouTuberみたいな感じで逃げる2人について同時に感想や意見を述べていたり、ドローンで撮影したり助けりが凄く現代的だった。
⚪以下あらすじ(Wikipediaから引用)
かつては大学の山岳部のエースだったヨンナム(チョ・ジョンソク)は、就職に失敗し、実家で家事手伝いに勤しむ日々を送っていた。親族一同が集まる母の古希の祝賀パーティーに参加したヨンナムは、会場であるホテルの宴会場で副店長として働く山岳部の後輩・ウィジュ(イム・ユナ)と再会する。
その頃、都心部ではある男が散布した有毒ガスが広がり、大惨事になっていた。ヨンナムとウィジュがいる高層ビルにもガスが迫る。ビルに取り残された2人は、山岳部時代に研鑽した体力とスキルをフル活用して脱出に向けて動き出す。
⚪鑑賞
GYAO!で鑑賞(字幕)。