生きるに投稿された感想・評価 - 5ページ目

『生きる』に投稿された感想・評価

山積みの書類 派手な帽子 手動のパチンコ ブランコと雪 夕焼け

1950年代にも、こんな思想や、こんな表現があったという事が、絶望でもあり、救いでもある。
まるで今の社会をあるがままに風刺しているようでもあり、今も当時も等しく、あるがままの人が描かれている。
言…

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命がないことを宣告されてから、生き始める。終わりがあることで生きることを認識する。どの時代においても不変なことだと思う。

生きることが当然であり、生きることに価値さえも感じない愚かな現代人と言われ…

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Bun

Bunの感想・評価

4.0

ゲーテの「ファウスト」を思い起こさせるテーマかと感じます。令和の今だって、役所のあの体制は変わらないのですから。時代が変わっても共感ができるなんて、人間って進化しているのかなあ。おんなじことの繰り返…

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Tak

Takの感想・評価

4.0

なんのために生まれてなんのために生きるのか?
不変的なテーマで描かれる、黒澤明監督の傑作の一作にして邦画クラシック。
今、こういう作品を作ろとしてもこうはいかない、もっと大上段に構えてもっと大きな何…

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yui

yuiの感想・評価

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遅かれ早かれ必ず死ぬ運命なのを忘れちゃいけないなって。「後悔する経験は絶対にある。だけど、死ぬ時思い出す後悔が少なければいい」って高校時代の担任が言ってた!
お葬式のシーン自分を納得させるための言い…

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natachi

natachiの感想・評価

5.0

志村喬の潤んだ目を見開いた絶望の表情がずるい。そして工事中の表情。ヤクザへの薄笑い。ハッピーバースデーの演出。渡邊の余生と家族関係だけを描くんじゃなくて、お役所仕事に対する皮肉をしっかり描いてくれた…

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hikarouch

hikarouchの感想・評価

3.8

作り手の人間に対する理解が深いなと感じる。最後、市民課の面々は通夜の場ではノリで調子の良いことを言っていただけで、心根は全く変わっていないというところが、非常に悲観的かつ現実的で、甘っちょろくなくて…

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自分の死に自覚的になった時に、人生が自分にのしかかる。
虚しさの中にも熱が宿って、なにかが起きたりする。相変わらずなことも、たくさんあるんですけどね。
生活と人生は違うということを重厚に伝えてくれる…

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