陸軍に投稿された感想・評価(★2.1 - 3.0)

「陸軍」に投稿された感想・評価

ほとんど知らない人ばっかりです。
知ってるのは、黒澤明作品常連で「男はつらいよ」にもよく出ていた笠智衆さんくらいですね。
なんと戦争中に作られてた映画です。
それなのに、どことなく戦争反対ってのを匂…

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天子様に差しあげたはずの息子がしかし死地へ行進する姿を必死に追いかけて追いつき離されて消えゆき母は涙する。
うめ

うめの感想・評価

2.6

想像してたのと全然違った。
もっと露骨に戦意高揚なのかと思った。
たしかに追いかける田中絹代に反戦の匂いを
感じなくもないが、
あそこは人間ドラマにしたかった
木下惠介目線が色濃く出たような気もする…

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MiYA

MiYAの感想・評価

3.0

「陸軍省後援」「情報局国民映画」

冒頭のこのクレジットを見ただけで構えてしまうのですが、思ったほどの翼賛映画ではなかったかな。

日露戦争で戦えなかった父親が、息子が立派な兵隊になることに期待をか…

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1944年(昭和19年)木下惠介が陸軍省の依頼で製作した戦意高揚映画のはずが、見終わると戦意高揚しない。

「ストーリー展開もキャラクター設定も、情報局の求める展開から外れてはいない。」しかし、細部…

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Jumblesoul

Jumblesoulの感想・評価

2.5

木下恵介監督が当時の軍部に作らされたプロパガンダ作品
立派な反戦映画とのレビューもあるけど、残念ながらそうした要素は感じなかった。
確かに終盤で、母親がお国のために死に往くであろう息子への思いの描写…

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戦時映画でも景気の良い奴は面白いんだけども、これは内地の一般人の同調圧力がびりびり感じられて不気味。戦時は軍国主義的なモラル、戦後は反戦平和的なモラル、現在はまた新たな生活様式のモラルに縛られて、常…

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どなべ

どなべの感想・評価

3.0
激動の大日本帝国を生きた一家の話、という壮大な触れ込みの割に90分なので展開が早い

軍協力で作ったわりに、なんとなく戦争をチクっと風刺する映画多いな
Taul

Taulの感想・評価

3.0

『陸軍』鑑賞。戦意高揚のための堅苦しい話だがラスト10分で木下惠介の天才ぶりが炸裂。映画史に残るようなこの名シーンは反戦の意志表明というよりは母親の子供への愛情を描きたいという信念の結晶か。田中絹代…

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笠智衆は若くても、御前様である。
昭和19年11月の陸軍省後援映画だけに、その後を知ってる未来人としてはなんとも複雑。

田中絹代さんがすてき。
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