Tai

ソウルフル・ワールドのTaiのレビュー・感想・評価

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)
4.0
観終えた後は、陽の光の美しさ3割増し( ´∀`)b

とにかく映像が美しかったですね!
全体的にずっとというのではなく、ある1シーンの美しさに感動しました(*´꒳`*)

NYで非常勤の音楽教師を勤めながらもジャズ・ミュージシャンとしてステージに立つことを夢見るジョーの物語。
しかし、彼は突如、生まれる前の魂の世界に迷い込んでしまいます。
元の世界(肉体)に帰りたいジョー。そんな中で、何百年もの間、生まれずその世界に留まり続けている魂と出会います。
生き返りたい男と、生まれたくない魂の大冒険の行き着く先は…?

これまで観てきたディズニーの作品としてはかなり大人向けの内容に感じましたね。
主役もおじさんだし〝人生について考える〟という物語が子供たちにどう響くのかは気になるところです。
でも、そんな内容だからこそ、大人には響きやすい物語だったのではないでしょうか。
ジャズっていうのもまた良い雰囲気を出してました◎

個人的に感動したのはやはり映像でしたかね!
大切なことは言葉で十分説明がありましたが、それ以上に日常を表現する光が非常に美しかったです。
あの輝きは劇場で観たかったなー( ͡° ͜ʖ ͡°)
あと、人の表情も毎度のことながら素晴らしい!
物語で語りたいことを、映像によってより表現されていることで、それらを感性で味わうことができる作品でしたね。

ところどころ英字が日本語表記になっていましたね。
これまでは字幕鑑賞だったらオリジナル映像でしたが、本作はどうやら仕様が1つしかないようで…
最初の頃は驚きましたよね。公開国に合わせて映像上の文字が、それぞれに合わせて変わっているというのは。
『インサイド・ヘッド』では子供の嫌いな野菜としてオリジナルではブロッコリーだったのに、日本語吹替版ではピーマンに変わっているという演出には〝そこまでやるのか〟という感動すら覚えました。
本作の看板や『リメンバー・ミー』の「忘れてやる」なんかは正直いらない変更な気がします。
しかし、こうした演出はまだ日が浅いので、賛否両論を受けながら、今後どう発展していくのかを楽しみに観ていこうと思います◎
「そんな演出もあったね。笑」なんていう日が来るんじゃないかなーと。


鑑賞中に感動するというよりは、観終えた後に日常へ染み込んでいく作品に感じたので、また今後、日常のふとした時に本作を思い出すかも知れませんね(*´꒳`*)
Tai

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