笑わせてよ

ソウルフル・ワールドの笑わせてよのネタバレレビュー・内容・結末

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

とても良かった。

・ストーリーがほんっとに神。そもそも魂の世界を映像化しようって発想だけでも凄いのに、想像上の世界とは思えないくらいソウルフルワールドの説得力があった。
・キャラクターも魅力的。リンカーンとかマザーテレサとか歴史上の偉人たちも沢山出てきて、やっぱり知ってる人が出てくるとテンション上がるし見ていて楽しかった。私は特に魂を管理する神(?)たちがとても好き!人間が思うような人々を救う神々しい神とかではなくて、淡々と魂達を管理する、決して悪では無いけれど特に善でもないただただ無機質で無感情な存在って感じがあ〜…なるほど確かに実際の魂の世界の管理人ってこんな感じかも…って思った。
・ジャズや他の音楽の表現、演奏が本当に素敵!!「音楽に没頭する感覚」や「真に感動する音楽に出会った感覚」をアニメーションで表現するのって考えただけでも難しそうだけれど、観た人のほとんど全員が主人公と一緒にゾーンに入る感覚を味わえるような映像になっているのはもう天才というか、ピクサーだから出来ることだなと思う…。
・食べ物が美味しそう!!(特にピザ🍕)
なんか味わって食べるのを最近忘れていた気がして、思い出せて良かった。
・「キラメキは生きる意味じゃない」ってすごい深いと思った。人は人生の中で生きる意味を見出したがるけれど、別に必ずしも生きる意味が必要なわけじゃないし立派な人生を送らなければいけない訳でもない。深いメッセージ…。
・名前忘れてしまったけど、看板を回してゾーンに入っているおじさん好き。街中にいる普通の人ももしかしたらすごい人かもしれない。

・22番はまだ子供だから(というか産まれる前)仕方ないけれど、やっぱり急に体返したくない!!!ってなった時はえ〜約束と違うじゃんってなった笑ちょっと自分勝手だなとイラッとしてしまった。(その後のストーリーですぐイラッとしたの反省したけれど。)
・魂の勘定役テリーがちょっと可哀想笑
1人ですごい大切な仕事をこなしてるのにほかのジェリー達からも適当に扱われて、最後は魂の数誤魔化されてるし…もっと仕事してる分報われて欲しいと思った🥲
笑わせてよ

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