このレビューはネタバレを含みます
始まり音程酷いけどめっちゃジャズっぽくて良い
見る前から系統が『インサイド・ヘッド』的でハマりそうって思ってたらやっぱそうだった
ジャズミュージシャンになる夢を諦めきれない中年中学校教師のジョー、正直この歳まで夢を追いかけるのはイタいぞ〜と思ってたけど、22の偽メンターになったことで今までの人生にある素晴らしい物・大切な物に気づく構図、すごい良かった。
人間はこれを体感できないから想像でしか表現できないけどやっぱPIXARは人間じゃないものを描くのが上手い。
22は頭脳明晰で博識だし、著名人をメンターに持ってるっていう設定だから
通常現実世界に生きてたら有名大卒エリートマン/キャリアウーマンだろうけど、
そういった地位や名声だけじゃなくて根本的な人間性の部分も人生には必要って教示してくれてるのかなとも思う
やっぱ百聞は一見に如かず。いくら人間の事知ってた22でも、楽団辞めたいコニーの本心までは理解できなかったし。
死を直接的に描写してないのもまたPIXARらしい。マンホールに落ちて結構劇的な死に方しそうな感じだったけど、魂はベルトコンベアに乗って飛んでいく設定、ファンタジーがあって子供も腑に落ちそうな描写なのすごく好感だった。
ただでさえコロナでメンタルヘルス問題悪化してるからこういう人生に対する考え方を共有する映画最近多い気がする💭
ちびちゃん達がおうち入って色々な性格与えられるシステム画期的で面白い。