大人向けピクサー、ディズニーらしからぬストーリーに泣いた。
すっごい良かった。
ジャズミュージシャンも目指す主人公が自分はなんのために生まれたのか、夢を叶えるためなのか、その本質を問いかける作品。結構ハードな題材ながらピクサーの素晴らしいアニメーションで、時にはコミカルに落とし込んでいた。
ストーリーはテンポが良いながらも緩急が付いていて、感情が揺さぶられる体験だった。
ビジュアルは見た事のないほど印象的で、現代美術といっても差し支えなえないほど素晴らしく、芸術作品を見ている気持ちになった。 特にカウンセラーが好み。
現代パートのジャズ音楽とは対照的に、ソウルの世界では電子的な音楽が使われ、それら一つ一つのクオリティもとても高く流石の出来。
アカデミー賞受賞も納得の素晴らしい作品でした。