このレビューはネタバレを含みます
ディズニープラスで鑑賞。
長く追い求めてきた夢を掴むチャンスが来た!
というところであっけなく死んでしまった主人公が、
22番というソウル界?の問題児との出会いを通じ、
生きることの意味を見出していく。
宇宙の上位存在的な「ジェリー」をはじめ、
全体に薄気味悪いソウル界のシーンと、
生き生きとカラフルに描かれるニューヨークとの対比が印象的。
ジョーが最後に語る「人生のすべての瞬間を生きる」という結論は、
割とありがちな内容にも思えるが、
目的を達成することを忙しなく追い求め心をすり減らす現代人にとって、シンプルに心に響く内容だと感じた。
地上に肉体を得た22番の楽しげな様子や自分の人生を振り返ったジョーが気づきを得た瞬間、世界がその気づきに満ちているようにニューヨーク、地球、宇宙へと画面が広がっていくシーンは非常に印象的だった。