このレビューはネタバレを含みます
人生に「きらめき」は必要だけど、人生のきらめきは何か一つだけと決まっているわけではないし、一つのきらめきが「人生の意味」ではない。人生の至るところにある美しさや感情のすべてが「きらめき」で、「人生の意味」なのだ。
この映画はある意味では慰めなのかもしれない。手からこぼれた「きらめき」も間違いなくある。ただ一つ間違いないことは、私の人生には好きなことが無数にあり、無数のきらめきを感じながら日々を過ごしているということ。生きる意味がそれで良いかは、自分の人生と相談しよう。