このレビューはネタバレを含みます
22番、愛おしい。
生きるって初めての体験をまっすぐ味わって、感じたままの素直な感情でコミュニケーションをしていて、22番を通して世界がキラキラして見える。
最後、主人公が行けるところまで見送ると言い、2人で手を繋ぎ地球に向かって希望を感じさせる表情で落ちていくシーン。
そして手が離れて1人、地球に向かう時の22番の少し不安そうな顔。
1人で生まれて生きていくんだ。
それは怖いことだ。でもそれを自覚してこそ、自分が主体となって人生を歩いて行ける。
生きる準備ができた22番なら歩いて行ける。