パステルカラーの世界観、優しい輪郭と秀逸なデザインセンス、シンプルかつ可愛らしいキャラデザ
ストーリーとしては図抜けた面白さやユニークさはあまり感じられないが欠点もない、王道
個人的にかなり琴線に触れたのは移り変わる過去のワンシーンや美しい世界描写、人生において大切だと思い共感できる思い出の切り取り、しかも特別なものでなく日常の中にある幸せの表現がとにかく上手かった
最後もそれぞれの後を書かないことで想像の余地、自身への投影を可能としていることに感じ入った
前向きに歩き出そう、大切に生きようと思える傑作
大泣きとかはしなかった、美しさでほろりとくるくらい