tetsu

ヒゲとレインコートのtetsuのレビュー・感想・評価

ヒゲとレインコート(2018年製作の映画)
2.7
ムーラボ短編『デッドバケーション』監督×じわじわ人気上昇中の芋生悠さん主演ということで鑑賞。

"ヒゲ"フェチの女子高生・カナコと、その彼氏の兄で"レインコート"フェチの男。禁断の関係で結ばれた2人の顛末。

さすが、『デッドバケーション』の監督・八幡貴美さんというだけあって、安定の映像美。夢の中にいるような、幻想的かつ、独特な表現には、芋生悠さんの魅力が滲み出ていた。

しかし、場面転換に次ぐ、場面転換。情緒を感じない省略の数々に、ダイジェスト映像を見ている印象というか、もはや、他方のプロモーションCMを見ている感覚になったのは、紛れもない事実。

今後、監督が製作する作品には、純粋に興味が湧いたが、単作として評価するには、かなりの凡作ではあった。

参考
ヒゲとレインコート / Beard and Raincoat - 2018-2020ジャパン部門セレクション/2018-2020 JAPAN SELECTION - Short Shorts Film Festival and Asia
https://www.shortshortsonline.org/videos/japan-01-beard-and-raincoat 
(本編はコチラ。※無料の会員登録が必要です。)
tetsu

tetsu