万歳！ここは愛の道の智春のネタバレレビュー・内容・結末

他の人のレビューにもあったが、同じ東京・同じ時間軸でこんなにも劇的な日々を送る人たちがいたことに遠い気持ちになった。もはやこれはフィクションとだいう楽観的な気持ちで見つつも、感情面に関しては自分の中にも似たものを見つけ、この映画から逃げられなくなってしまった。
(フィクションか否かを置いておいても)この映画の中の監督には許せない所が沢山あるし、倫理的に気になる点も沢山ある。少し体調が悪くなった。

私は常に芸術の渦中ではなく、それらを作る人々の横にいる側の人間なので、劇中の「芸術だのアートだのを理由に何してもいいと思ってる奴が一番嫌い(うろ覚え)」には本当に賛成だと思った。その後、過去の恋人からのメッセージを見て泣いている監督を見てギャーとなったりもしたが...

観れて良かったというより観てしまったという感じがする。
レイトショーでなくて救われた。