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悲しみの皮のaiのレビュー・感想・評価

悲しみの皮(2010年製作の映画)
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2023年、190本目。

原作はバルザックの小説「あら皮」。
寿命と引き換えに願いを叶える"悲しみの皮"を手にした青年の行く末は…。

ほぼ想定通りの筋書きで進む物語で、人間の欲望という普遍的なテーマを描く。
死の間際まで本当の願いに気づけないくらい人は愚かだが、最後の願いに愛する人の幸せを祈れるくらい美しい生き物でもある。

フランスの貴族時代と不気味さのあるストーリーが合っていて良かったが、役者の演技で軽い印象になってしまっている部分はやや残念。
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