これ、めちゃくちゃ面白い……というと語弊があるけど、興味深いドキュメンタリーだったお🐸
難民申請中（ここ重要）の家族の子供たちが『諦め症候群』という病気になってしまう過程を追っているのだ。
諦め症候群って何よ？って要するに「身体機能が低下して、昏睡状態に陥ってしまう」という眠り病のような症状なのだ……
なぜ、そうなるかと言うと、シリアから逃れてきたある家族の場合は、何度も過酷な事件に遭遇して、やっとこさ、スウェーデンの街に辿り着き、難民申請を出したがいいが、一年半で申請が切れ、再申請をまた出さねばならん……という非常にストレスの溜まる状況なのだ。その家族の子供が先にスウェーデン語を覚えてしまったから、親よりもニュアンスや状況を的確に理解してしまい、あまりのストレスに耐えかねて、『諦め症候群』に罹ってしまうのではないか……と言われてる。
確かに難民家族の話を聞いてると、国に強制送還＝死、なので、是が非でもスウェーデンに居住せんとアカン状況なんだけど、何度も何度も再申請させられて、こりゃあ、大人でも精神病むわ……って感じなんよ。
スウェーデンはわりかし難民に優しい国だと思うけど、それでも再申請が必要だったり、与えられた家があまり綺麗なところじゃなかったりと、なんだか辛い気持ちになってくる………
難民の人達だって、みんな好きで国を離れた訳ではなく、やむを得ない理由で逃げてくるのだ。
ウクライナやシリアと同じように……。
北欧諸国だけで無く、日本もちったあ難民受け入れしよろ！！！と両生類は思うのだ。
どうせ日本は生産年齢人口めちゃくちゃ減っとるんだし、多少は人道的なことをせえ！！！と思うけど、日本はわりとシンプルにヒューマンライツを軽視してる国な上に貧しくなっとるので、難民の人たちはもうちょいマシな国に行ったほうがいいかもしれない……。
それはそーとして、なかなか観てて胸が苦しくなるドキュメンタリーだけど、面白いから是非観てみてー！
短いし、サクッと観られる！
